つなぎ手

次世代に受け継ぐ

私たちは、20世紀から21世紀を過ごす一人ひとりとして、
豊かな自然環境を次世代に受け渡すために、先人達があたり前に残してきたもの
(自然敬意・伝統技術・コミュニティ)
を家づくりを通して、次の世代へ守り伝えていきます。

素材

「再生・持続可能な素材を使う」

住まいを構成する材料の選択に迫られた時、
それを私たちが使うことによって持続可能な環境となるのかどうかを
常に念頭に置きたいと思います。
私たちつくり手の選択によって、
住む人の暮らし考を変えていくことに責任を持ちます。
  • 木材は国産、県産材を使います。
  • 壁土はその土地土地のものを使います。
  • 木材の端材は廃棄せず、炭にして再利用します。
  • 化石燃料(石油製品)を使った建材を必要最小限に 留めます。

技術

「手を使い、経験を伝え学ぶ」

単なる組立工になるのではなく、状況・素材を見つめ、
伝統的な工法や納まりの理由を理解します。
現場も設計も日々の積み重ね。
一人ひとりが技術をつなぐ架け橋となるよう、精進します。
まずは倣い、自分のものにして展開させます。
  • 材木の加工はプレカットではなく、職人による墨付け・手刻みをします。
  • 熟練技術や経験は、惜しまず受け継ぎます。
  • 既製品に頼らず、素材の特性を生かしたものづくりを常に心掛けます。
  • 温故知新、伝統技術を知った上での新しきものへの挑戦をします。

チームワーク

「温かい雰囲気の現場から生まれる家」

社員大工はもちろん、
お施主さんや家づくりに携わる諸方の職人さんとの関わりによって、
末永く愛される家が完成していくのだと思います。
これからも親戚のおじちゃんやお兄ちゃんがたくさんいる雰囲気を大切に。
  • 老若男女、個々がお互いの長所を認め、協力し合います。
  • みんなが棟梁、人任せにしません。
  • あうんの呼吸を目指し、永久に日々の打合せを大切にします。
  • 土用祭(年2回)を通じ、施主や地域の方との繋がりを大切にします。