山並みを望み

太陽と大地に向かって建てる家。

大きな吹抜、土間の薪ストーブ、
家族や仲間が賑やかに集う住まい。
南側の大開口から見える、延々と続く田園風景とその縁をなぞるような山並み。

通り土間に置かれた薪ストーブの火を一日絶やさず過ごしていると、

太陽の光の、朝日の清々しさから南中のまぶしさ、そして夕日のまったりと

した穏やかさ・・・。  時間の経つのがあっという間に感じます。

大屋根を支える、拭き抜けの丸太梁や、床板に用いた幅広の松材は、

南側の広大な景色に馴染み、住宅地の中の一軒の佇まいであることを

忘れてしまいそうです。
朝食タイムを軽快ながらも、充実した時間

の過ごせる無垢の厚板のカウンター。

大人数の食事会も、動きやすい動線の

回れるキッチンカウンター。




吊押入と掛障子で、限られた個室空間を

より広く感じさせる室礼。