古くからの住宅地の中に佇む木の住まい。

落ち着きのある、永く住む家。

焼瓦に濃いグレーの木下見が、落ち着いた品の良さを醸し出しています。
キッチンに立ち見えるのは、ご近所に親しまれていたさくらんぼの木。
仲の良いご夫婦二人のお住まいです。

しっとりと落ち着きのある壁は、色味のある珪藻土塗り。

やさしい色合いのキッチンタイルにつながる曲線の豊かな、

大工さんの造作テーブル。

写真にはないのですが、この後購入された森林組合の間伐材を使った

杉材の椅子も、いつまでも座っていたくなるような座り心地。

食後のお茶タイムが楽しそう・・・
(写真・左)和室の天井。床梁には角面に加工をほどこし意匠的に。根太は構造体そのもの。
       杉の板の上には防音のための土が敷きこんである。

(写真・中)同じく和室から軒先の縁台に出たところ。杉の桁は、タイコ落としと言って、丸太の両側をそぎ落とした加工。

(写真・右)田中工務店オリジナルの米松の浮造り床。加工・施工ともにとても手間のかかる仕上げ材だが、足触りは季節を通し、段違い。